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[第7回]【AZH-70②】「オンダレス」vs「サベスト」徹底比較!あなたに最適なのは?
スムイの2大換気システムを比べてみました!

皆さん、こんにちは!sumui社員の西内です。
前回は、ダクトレス熱交換型換気システム「オンダレス」の基本的な特徴をご紹介しました。今回は、同じくスムイが自信を持っておすすめするダクト式熱交換型第一種換気システム「サベスト」と比較しながら、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
どちらも高性能な熱交換型第一種換気システムですが、その構造と特徴には違いがあります。

オンダレス(ダクトレス): 部屋の壁に本体を設置し、部屋と部屋の換気扇が給気と排気を交互に繰り返すことで空気を入れ替えするシステムです。ダクトが不要なため、設置工事が比較的簡単です。

サベスト(ダクト式): 一台の集中管理された本体から、ダクトを通して各部屋へ新鮮な空気を送り、汚れた空気を回収するシステムです。家全体の空気をまとめて効率的に換気できるのが特徴です。
それぞれの良いところを比較してみましょう。

オンダレス(ダクトレス)

サベスト(ダクト式)

特徴オンダレス(ダクトレス)サベスト(ダクト式)
設置工事ダクトが不要、壁取り付けなので施工が簡単ダクト工事が必要
費用初期費用は比較的抑えられる傾向本体価格、ダクト工事費などがかかるため初期費用は高くなる傾向
メンテナンス各部屋の本体でフィルター交換などを行う
ダクトが無いので万が一の故障の際の対応が簡単
基本的に本体側のフィルター交換を行う
換気効率設置箇所ごとに換気を行う為、ダクト式にくらべ換気性能・熱交換効率ともにやや劣る家全体の空気を効率的に換気可能 任意の箇所に給排気グリルを配置できる為、効率よく換気ができる
また、熱交換効率も優れている
デザインコンパクトな本体が壁に設置される本体は天井または階間に設置し、点検口を設置
各部屋に給排気グリルを設置
柔軟性天井裏・階間スペースに影響されない天井裏・階間などにダクトが通る経路を確保する必要がある

どちらを採用する方が良いかは、建てる家の状況や、何を重視するかによって大きく変わってきます。
例えば、

  • ローコストで施工性や優れたメンテナンス性を重視される方は、オンダレス に魅力的に感じるかもしれません。
  • とにかく家全体の空気をしっかりと、そして効率的に換気したい という方には、サベスト の高い換気効率がおすすめです。

どちらのシステムも、熱交換機能によって室内の温度変化を抑えながら換気できるため、一年を通して快適な室内環境を実現できる点は共通しています。
次回は、これらの熱交換型換気システムが、私たちの健康や住まいの快適性にどのように貢献してくれるのか、その必要性についてさらに深く掘り下げて解説していきます。お楽しみに!


第一種熱交換型24時間換気システム
オンダレスAZH-70

オンダレスは、室内との温度差の少ない新鮮な空気を取り入れることで、快適でかつ冷暖房費の削減に貢献するエコな換気を実現します。

第一種換気: 機械の力で新鮮な空気を取り込み(給気)、汚れた空気を排出する(排気)換気方式のこと。計画的で安定した換気が可能です。