【ダクト設置方法の違い③】階間プランはなぜコストを抑えやすい?“無理のない施工”が生む安心(ダクト式第一種換気)
こんにちは、sumuiの岸井です。
前回は階間プランの4つのメリットを整理しました。
今回はその中でも、多くの方が気にする「コスト」に注目して、もう少し詳しく見ていきます。
換気設備のコストと聞くと「機器そのものの価格」をイメージしがちですが、実際には“どこに/どうやってダクトを通すか”といった施工方法そのものが、費用に大きな影響を与えるのです。
■階間プランがコストを抑えやすい理由―「施工が無理なく進む構造」にある
たとえば天井プランでは、
・1階→天井グリル
・2階→天井グリル
を設ける関係で、どうしても「2階の天井裏までダクトを通す」必要があります。天井裏は梁があったり断熱材が厚かったりで、配管・施工が手間になりやすいことも多く、そのぶん工事費や作業時間が膨らみやすいのが実態です。
一方、階間プランでは、
・ダクトはすべて「階間」の中で完結
・ダクトが短くなりやすい
・作業しやすく、調整箇所が少ない
といった特徴が積み重なることで、無理のない施工=コストの増加を抑えやすい形になります。
つまり、天井裏までの複雑な配管を避けることで、部材や施工手間のムダを減らせ、初期見積もりの段階での安心感も高まりやすいのです。
■コストの“予測しやすさ”も、施主と施工者の双方にメリット
さらに、階間プランは施工範囲が限定されているため、現場で急に「想定外の作業」が発生しにくいのも大きな利点です。結果として、見積もりの精度が安定しやすく、費用のブレが起きにくくなります。
家づくりでは、予算管理はとても大切な要素ですから、「見えない部分での余分な費用」が発生しにくい構成という意味で、階間プランの安定性は施主にとっても、工務店にとっても大きな安心材料になるでしょう。
階間プランは、必要な部分をしっかり、効率よく整えるための「無理のない施工」が可能な方式です。
だからこそ、コスト面でも納得しやすく、将来的な安心につながる構成になる――そんな風に考えることができます。
次回は最終回として、階間プランが持つ「リフォーム性の高さ」と「水害リスクへの強さ」について、お話しします。
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